よくわかる
BOCCO emo LTEモデルのすべて
プレゼントになるロボット
こんにちは。合同会社ネコリコの前沢と申します。
さて、全4回にわたってお届けしてきたLTEモデルのコラムも今回で最終話です。今回は「とある主婦が、離れて暮らす母にBOCCO emo LTEモデルをプレゼントしてみた。」というお話(フィクション)をご紹介します。
私自身も、現在実家から離れた他県に妻、子供と暮らしており、遠方の実家で暮らす両親の事が気になり出しています。私は一人っ子でもありまして、両親に何かあったときに、すぐに駆けつけられる距離に居ないことに負い目も感じたりします。今から両親のために何ができるのだろうか、と考える毎日です。
BOCCO emo LTEモデルは、「離れて暮らすご家族の見守りができるコミュニケーションロボット」というコンセプトで開発されました。今回お届けするお話は、皆さんにBOCCO emo LTEモデルを親御さんにプレゼントする、ということがどんなことなのかを知ってもらいたくて創作しました。
「なかなか親孝行できていないな」「親もまだまだ元気だけど、このままだとちょっと心配だな」なんて思われている方に、BOCCO emo LTEモデルのある生活をイメージしてもらえたらと思います。
登場キャラクターの紹介
<絵美(38歳・女性・事務職)>
東京のマンションに夫の健一と娘の3人で暮らす。平日は仕事をしており、休日は娘の習い事の送り迎えや家事もあり、多忙な毎日を送る。落ち着いて実家に電話をすることもできていないのが悩みの種。
<健一(41歳・男性・営業職)>
仕事がら、妻の絵美とは休日が合わず、娘の世話や家事などを妻に任せきりになりがち。義母が一人暮らしをしていることを気にかけてはいるものの、何か行動を起こせている訳ではない。
<絵美の母(68歳・女性・無職)>
群馬にある絵美の実家で暮らす。2年前に夫が病気で亡くなった。それ以降、出歩くことも少なくなってきている。
絵美、多くの見守りグッズから「BOCCO emo LTEモデル」に決めるの巻
時は2020年。猛威を振るう新型コロナウイルスはなかなか収束には向かわず、絵美さんはずっと帰省を自粛しています。絵美さんのお母さんも感染が広まるといけないしコロナが終わるまでは東京からは来ないでね」と言っています。絵美さんは、ますます、実家の お母さんに会う機会が減っていました。
この前久しぶりに絵美さんがお母さんに電話をしたところ、「体調を崩して1週間ほど調子が悪かった」と言うではないですか。
昔から体は丈夫なお母さんが1週間も体調を崩すなんてこれまでは無く、絵美さんもいよいよ、「今回は大事に至らなかったけど、何かあったら無理しないで連絡ぐらいして欲しいわ。いざとなってからでは遅いんだから。」「コロナになってからはお友達と会う機会も減ったみたいだし、いつも一人でなんだか寂しそう。」と思うようになりました。
絵美:「ねえ、お母さんのことだけど。」 ある夜、絵美さんは夫に自分の気持ちを話し、お母さんにも嫌がられず使ってもらえる見守りグッズを夫と一緒に探してみることにしました。
とは言っても、何をどう探せばよいのかよく分かりません。ひとまずパソコンに「高齢親 見守り」と検索をしてみます。
すると出てくる、出てくる。たくさんの検索結果が目に飛び込んできました。世の中多くの見守りグッズやサービスがあることがよく分かりました。
仕事で事務職をしている絵美さん。調べものをすることは嫌いではないですし、どんなものがお母さんに合うのか、お母さんの性格なども考えながら、表にまとめてみました。
絵美:「お母さんの性格からすると、見張られている感じがするものはきっと嫌よね。」
健一:「お義母さん自身がしゃべったり、会話のやりとりがあるようなサービスの方が、寂しさも紛れていいんじゃないか?」
夫と意見を交わした結果、「コミュニケーション型」の見守りサービスが良さそうだろう、との結論になりました。
絵美:「でも、コミュニケーション型って言っても色々あるわよね・・」
そう言いながら思いつくキーワードで検索を進めます。すると・・
絵美:「‥ボッコ、エモ ??って読むのかしら?」
かわいいロボットの写真を見つけたのです。説明を読んでみると、絵美さんの希望通りの使い方ができそうであることがわかりました。
絵美:「ねえ、これ、かわいい!お母さんも絶対かわいいって言うわ!見守り機能も標準でついてくるし、こっちのLTEモデルにしたいんだけど、どうかな。」
健一:「いいんじゃないか。確か、群馬の実家はインターネット引いてなかっただろ。それだけでも、LTEモデルで決まりだよ。月額料金も安いし、これに決めよう。良いプレゼントになるよ、きっと。」
夫とも意見が合い、BOCCO emo LTEモデルを一台購入することにしました。
実家に「BOCCO emo LTEモデル」が届いてスグに使えるようになるの巻
絵美:「お母さん、今度、エモっていうロボットが届くからね。」
絵美さんはお母さんへ経緯を説明しましたが、お母さんは少し心配な様子です。
母:「まあ、それは嬉しいけれど、私にうまく使えるかしら。スマホだって難しくて・・。」
そんなお母さんの心配が拭いきれないまま、いよいよ「BOCCO emo LTEモデル」が群馬の実家に届きました。
母:「確か電源を入れるだけでよかったのよね。」
お母さんは説明書に書いてある通り、電源を入れてみました。すると・・
BOCCO emo:「こんにちは。 ボッコエモです!」
かわいい仕草で「BOCCO emo LTEモデル」がおしゃべりを始めました。
母:「まあ、かわいい!よろしくね、エモちゃん!」
お母さんはすっかり気に入り、リビングにBOCCO emo LTEモデル改め「エモちゃん」を置くことにしました。
お母さんがリビングで本を読んでくつろいでいると、
エモちゃん:「お部屋の温度が低いようですね。エアコンをつけてお部屋を温めましょう!」
エモちゃんがお母さんに話しかけました。
母:「まあ、あなたそんなことがわかるの、エモちゃん。賢いわね!今お部屋は何度なの?」
読書に夢中になっていたお母さん、そういえば少し部屋が寒いことに気づきました。
エモちゃん:「今、お部屋の温度は20℃です」
またエモちゃんが答えます。
母:「あら、確かにちょっと寒いわね。ありがとうエモちゃん助かったわ。」
お母さんはエアコンの電源を入れたのでした。
「BOCCO emo LTEモデル」が二人をつなぐの巻
その日の夜、絵美さんからお母さんへ電話がありました。
絵美:「お母さん、エモちゃんとお話しできてるじゃない。すごいわ!」
エモちゃんとお母さんの会話のやりとりは絵美さんのスマホへ通知されているのです。
そのため、お母さんがエモちゃんを使っていることがわかり、ちゃんと使ってくれていることが嬉しくなって電話をしたのでした。
母:「あら、分かったの?なんだかちょっと恥ずかしいわね。でもほら、お父さんがいなくなってから、家にいたって一人で喋ることもないから、なんだかエモちゃんとお話しできるのが楽しいのよ。かわいいお返事もしてくれるし。話しかけるだけでいいんだから簡単!私にも使えたわ。」
電話口のお母さんの声は、いつもより明るく、元気に聞こえます。
絵美:「それはよかったわ。喜んでくれてうれしい。もっともっとエモちゃんと色んなお話してよね。」
母:「はいはい。楽しんで使わせてもらうわ。賢いのよ、この子。本当に色んな事教えてくれるの。」
それから絵美さんはエモちゃんを通じてお母さんの普段の様子がよく分かるようになりました。
エモちゃんとお母さんとの会話で気になることがあれば、BOCCO emoアプリを通じて絵美さんや娘さんがお母さんにメッセージを送り、エモちゃんが代わりに発話します。
お母さんも、自分のペースで好きな時にエモちゃんに話しかけられます。ふとした時にエモちゃんが、部屋が暑い・寒い、乾燥している、とお知らせしてくれ、大助かりです。
ほどよい距離感で、無理なく、離れて暮らすお母さんを見守れてコミュニケーションができる「BOCCO emo LTEモデル」は、まさに絵美さん家族にぴったりでした。
気づけば、もうエモちゃんはただのロボットではなくなっていました。離れて暮らす見守られる人と見守る人を結ぶ、家族の大切な一員となったのです。末長くエモちゃんは愛され続けていくことでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。「BOCCO emo LTEモデル」のモデル的なユースケースをお届けしました。
お伝えしたかったことをまとめますと、以下の3点になります。
(1)見守り機器は世の中にたくさんある。見守られる人の性格にあったものを選んだ方がいいこと
(2) 「BOCCO emo LTEモデル」は、見守られる人も簡単に使える生活を便利にする機能があること
(3)見守りを長く続ける秘訣は、見守られる人も見守る人も負担が少ないこと
最後に
全4話の「よくわかるBOCCO emo LTEモデルのすべて」はいかがでしたでしょうか。
記事を通してLTEモデルにご興味を持っていただけたとすれば幸いです。1台でも多くのエモちゃんが、絵美さん家族のような家庭に届くことを願っています。
離れて暮らすご家族の見守りができるコミュニケーションロボット「BOCCO emo LTEモデル」をよろしくお願いいたします。